周波数ドメインの一行数式音楽

今回は、周波数ドメインの一行数式音楽

one-line algorithmic music in frequency domain (chrome, safari) (11/4 大幅改良)


説明
一行数式音楽は時間ドメインです。それは数式で、波形編集ソフトでよく見られる波を生成する。一方、周波数ドメインの一行数式音楽は数式で、以下の図のようなスペクトルを作ったりする実数部と虚数部を生成している。


(図はaudio data apiのサイトから拝借)


感想
意外と個性のあるサウンドで良い感じではないでしょうか。ただ僕自身がFFTをよく理解してないために実装に不安が残ります。しかし例えば1を入力するとすべての周波数成分を持つインパルスぽい音が生成されたり、そこそこ望んだものが出るので良いのではと思っています。間違っていたらお教えください。(7/4 追記)バッファーサイズをどのくらいとるか、またラッピングをどれくらいにするかとか、考察の余地は結構あり、仕様を定めるのは難しそうだ。


動作環境
web audio apiに対応したブラウザで、chromeと最新のsafarifirefoxは時間切れでそのうち対応します。


おわりに
さて、これを思いついたのは、前回の日記で書いた一行数式カメラで色空間をRGBからHSVにかえてみたら思わぬ視覚効果を得ることができたから(様子は追記しました)。ふと、音にはそういったものはないけれど時間的な見方ではなく周波数的な見方ならどうなるかとやってみた結果、こうなりました。いろいろやってみるものだなあ。(7/4 多少書き換え)